凹凸ログ

気が向いたらブログ名も変えるかも(?)凹な気分がちょっとでも上がって凸←こんな気分になってもらえればうれしいです。

スマートドラッグが個人輸入禁止になりました

 
ちょっと前の話になりますが。
 
これは良いニュースだなと。
 
以前、こんなニュースを見ていました。
 
 
中高生が塾に通いながら集中力を高めるために薬を使う。
それが「頭が良くなる」などの触れ込みで、親公認のもと平然と出回っていたらしい。
 
私も子供の頃、塾通いがつらくてたまらなかったことがあるから、集中力を高めたい、もっとできるようになりたいっていう気持ちはすごくわかる。
本当にいい先生ばかりで友達も向上心があって、第一志望に行きたくてたまらなかった。
つらいのは頑張りたくないのに塾に行かなきゃいけないことじゃなくて、もっとできるようになりたい自分とのギャップがつらいんですよね。
 
そこに漬け込んだ薬……。
 
将来勉強にかぎらず、「頑張りどころ」って必ず出てくる。ぶち当たる。
そのとき、勉強を乗り越えてきた人は「自分で頑張る」っていうのがどういうことかわかっているから工夫して乗り越えていけるけど、こういう薬とか何かに依存していた人は果たして薬が通用しない場面で乗り越えていけるだろうか。
っていう問題があったわけですよね。
 
薬が簡単に出回らないようになったのはすごく良いことだと思います。
 
こういう薬って、私は必要ないのに抑うつ剤出されて飲んだことあるからなんとなくわかりますけど、本当にヤバイです。
頭の中を自分の力じゃない別の力によって無理やり書き換えられる感覚というか。
本当に「自分じゃない何かの作用」を感じました。
 
結局、人間は小さな細胞の集合体であって、科学的な何かの作用によって人格も変わってしまう……。
心や魂なんてものは無いのかもしれない、などと恐ろしいことまで考えたのはまた別の話として。
 
 
私は会社に勤め始めてからやっと「あ、勉強ってこうやるんだ」「自分はこういう方法があっているみたいだ」とわかるようになったので、子どもの頃の自分に会えるとしたらまず自分にあった勉強方法を教えてあげたいなと思います。
 
こういう薬に頼ってきた子たちも、きっと方法が間違っていたんじゃないでしょうか。
だからこれ以上頑張りようがない、何か別のもので底上げしないといけないってドツボにハマってしまったんじゃないかと。
今までのやり方で頭打ちになってしまったのなら、そのやり方はやっぱりどこか間違っていて、別の工夫をしないといけないと考えるべきだった。
 
暗記型の勉強ってやっぱりなんかおかしいですよね。
私あんなに頑張ったはずなのに、もう英単語やら歴史やら化学やら地学やら何もかも忘れちゃいました。
特に算数。数学じゃない。算数からもうだめ……。
 
いきなり知識を詰め込もうとする前に、もっとその人にあった勉強方法を見つけるサポートが必要だと思います。
 
また、教育カリキュラムも、そもそも生きていく上で本当にあの暗記地獄って必要なのかって見直した方がいいと思います。
ちょっとまた話はそれますが、同じ暗記なら法律や税金のことを多少おぼえた方がいいなと思います。
働いていると、色んな場面で法律が絡んでいるのがわかるし、フリーランスでも自分で税金払わないといけなかったりするわけじゃないですか。
もっと早く知りたかったなーと思う場面が多々あります。
 
 
 
まとめると、こういう薬に手を出してしまう人にも問題はあったけど、出回るような環境があることの方がおかしいんじゃないかなと思います。
 
うまいこと言えないけど、何て言うか。がんばろー、日本。