凹凸ログ

気が向いたらブログ名も変えるかも(?)凹な気分がちょっとでも上がって凸←こんな気分になってもらえればうれしいです。

種村有菜原画展に行ってきました。

どうも、りんごです。

6月28日に種村有菜原画展に行ってきました。

 

種村有菜原画展
https://www.breakprize.com/arinatanemura20th

 

※余談ですが、「種村有菜 原画展」で検索すると1位に来るのがこのサイトのグッズページで、しかもディスクリプションが「種村有菜先生のデビュー20周年を記念した原画展を東京スカイツリータウン®で開催!」のままになっているのがとても気になります。ディスクリプション上はスカイツリータウンになっていますが、今回は池袋の西武ギャラリーです。トップページが上位にくるように、またディスクリプションも今回の内容に合わせて修正してほしかったですね。

 

 

種村有菜とは

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%AE%E6%9D%91%E6%9C%89%E8%8F%9C

 

漫画雑誌『りぼん』で活躍した漫画家さんですね!

りぼんといえば女児のバイブル!(言い過ぎ?)
私はちゃお、妹はりぼんを買って交換して読んでいました。

ちょっと上のお姉さんたちはデビュー作から知っているようですが、私自身は『満月をさがして』『紳士同盟✞』『桜姫華伝』あたりが世代でした。
結構中学生くらいまで読んでたかも(笑)
『桜姫華伝』の前の『絶対覚醒天使ミストレス☆フォーチュン』の記憶が若干薄いのですが……。

 

しかし、種村有菜先生のすごいところは圧倒的画力の高さ

 

未読の作品があったとしても、あまりにも絵が綺麗すぎるので思わずじっと見てしまいます。

 

大袈裟でなく、私はレオナルド・ダ・ヴィンチ展で初めて『受胎告知』を見たときと同じくらいの集中力で見つめていました。
本当に細かくて綺麗。


私は絵のことはわからないけれど、使用画材についてもキャプションがついているので、絵を描く人にとっては「その画材を使ってこういう表現をしたのはすごい」という見方もできておもしろいようです。

 

 

前回の原画展はスカイツリータウンの中でした。
2回目は行かなくてもいいかなと思っていたのですが、友達に誘われたことと、今ドハマリしているソーシャルゲームアイドリッシュセブン』の最新のアナログ絵が公開されているということが決め手となって、出不精の重い腰を上げたという次第です。

 

前回は初日にゆっくり回ったのですが、今回は友達とスケジュールが合わなかったため、平日の夜に行くことにしました。


今回は池袋の西武ギャラリーで行われているので、仕事帰りにも行きやすいし、夜は21:00までというところが嬉しかったですね!
会場には同じような仕事帰りの女性がたくさんいました!
前回より親近感バリバリで楽しかったです!

 

仕事が終わってから1時間後に池袋に到着できました。

 

西武ギャラリー
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/kakutensublist/?article_seq=230434

 

ところが、この西武百貨店という建物は結構複雑な構造をしている上に各館の連絡通路が少ないので、ものすごく迷子になりやすいです。


経験者はわかると思うのですが、西武百貨店という建物に入ればなんとかなるという次元の話ではありません。

 

色んなルートを紹介している人がいますが、私のおすすめは断然、外から行くことです!

自分にとってわかりやすければ、いけふくろうのある東口から出ても大丈夫。
西からさえ出なければ最悪、どこから出ても大丈夫です。

 

何はともあれ、とにもかくにも、外に出ること!

 

そしてドン・キホーテ方面に向かってずんずん歩いていくと、無印良品が見えてきます。
その建物が、ギャラリーがある西武百貨店の「別館」です。

 

無印良品の中のエスカレーターを登ると、あっという間にギャラリーに着きます。

 

ね、簡単でしょ?

 

私は羽海野チカ原画展に2回も3回も行っているのでそれを知っていたのですが、仕事で疲れてぼーっとしていたのと、久々に会った友達が自信満々にずんずん歩いて行くので任せていたら、南館のB1から入って8Fまでのぼり、「連絡通路ないよ」と私がつっこんだら4Fまで下がったのですが、人気のない駐車場の方へ出て、駐車場から別館に入ったものの、エレベーターが全然各階で止まってくれなかったのでB1まで行き、なぜか下りエスカレーターに向かっていく友達を引っつかんで上りエスカレーターに乗せ、なんとか到着したという有様でした……。

 

最初から私が自信満々に「外に出よう」と言えばよかったのに、そうしなかった私が悪いんです(白目)

 

 

▼そして(命からがら)ギャラリーに到着!


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とりあえずここで写真を撮るのは定番ですね。

 

▼当日券は今回の描き下ろし!


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歴代ヒロイン大集合!

 

ギャラリー内は撮影可!

種村有菜原画展の画期的なところは、フラッシュでなければ撮影OKなところ。
SNSへのアップもOK!
先生自身がTwitterを活用されていることもあるんでしょうね。


実際、Twitterで同じような作品(ジャンル)が好きな人と交流しているオタクにとって、オタク仲間が「行ってきたよ~!すっごいよかった!」と写真付きでつぶやいたら、自分も行ってみたくなるものなのです。
時代に適している良いルールだと思います。

 

しかも何がって、

 

Twitterで写真を見たところで、すごさが3%も伝わってこないw

 

実際に写真を見ていただければわかるのですが、種村有菜先生は本ッッッ当に!
アナログのカラーイラストがすごいんです!

 

「あ、これだめだ。現場で見たい。見るしかない」と思わせてくれます!

 

そして実際に見に行くと本当にもうすごいんですよ。
足元に柵とか線とかないので、無遠慮にガンガン近づいて「じぃーーーーーっ」と見てしまいます。

 

もちろん他の人への配慮は大切ですよ!
後ろに人がいる気配を感じたら離れましょう!
順路は厳密に決まっていないので、後ろの人に譲って、またあとで気に入った絵に戻るということもできます。

会場にいるのは、みんなありなっち先生のファンですからね。
言わば我々は仲間――いえ、みんなりぼんに育てられた姉妹です。
きょうだい仲良くいきましょう。(同担歓迎タイプのオタク)

 

では、すごさが3%も伝わらないとは思うのですが、私が感動した作品を少しだけ紹介しましょう!

 

▼懐かしさ爆発する『満月をさがして

 
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▼ありなっち先生の真骨頂は『髪の毛』『リボン』に見る『細かさ』です。


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▼ライトや影が鬱陶しいので写真はほんとだめです。現地で見るべき。


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▼性癖に刺さる脇役たち。


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▼キャプションもおちゃめすぎ。


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 ▼この流れは草生える。ずるい。


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▼ツッコミ待ちかな?(好き)


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▼もうとにかくあまりの美しさに溜め息しか出ない(大の字)


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▼お目当て(*´艸`*)♡

 

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ちなみに推しは眼鏡です。

 

他にもまだまだたくさん絵があって「あー!これ付録持ってたー!」とか「うわーこの扉絵すっごい記憶にある……」とか「へえ!こんな画材があるんだ」とか「そんな描き方があるんだ!」と、感動しきりでした。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

私が原画展というものに魅了されたのは、子どもの頃に塾の遠足で見てきた手塚治虫先生が初めてでした。
あと見たのは、羽海野チカ先生とNARUTO展にあった岸本斉史先生の原稿ですかね。
原画展ではありませんが、ジブリ美術館で絵コンテをめくるのも大好きです。
幸運なことにメジャーどころばかりです。

 

筆使いは印刷しても写りますが、その筆使いから感じられる「息遣い」は印刷からは感じられません。

 

一度、筆をここで上げたのだろうか?
定規なしでこの線を引いたのはすごいな!
ここを塗ってから次にここを塗ったんだろうな……

 

などなど、技法的なことから「ここを描いているときはとても楽しかったんだろうな」という気持ちまで伝わってくるような気がします。


こればっかりは本当に筆舌に尽くしがたい感覚です。
実際に肉眼で見ないとわからないと思います。

 

種村有菜原画展は、7月3日までです。
ぜひ楽しんできてください!

https://www.breakprize.com/arinatanemura20th

 

 

みなさんもお気に入りのアーティストの展示会やライブがあったら、ぜひ教えてください。

 

私自身は絵も音楽もからっきしですが、鑑賞するのは大好きです(^^)