カラオケで歌った動画をYoutubeに投稿するのは著作権侵害!柔軟な著作権法になるには……?
どうも、甘井りんご(@amai_ringo555)です。
やっぱり更新、間開けちゃった……。
でもEvernoteに書き溜めてはいたんです。
すっかり投稿し忘れていたのですが、せっかく掘り返したので投稿しておきますね(´・ω・`)
↓ ↓ ↓
先に私のスタンスを明示しますが、私は著作権は守るべきだと思っています。
ただ、現行の法律ではやはり限度がある。
または、場を提供している人たちが権利者にきちんと利益が還元される仕組みを用意する必要がある。
もちろん教育不足によって知らずに権利侵害をしてしまう人たちがいるのも許されざる状況ではありますが、一方でこれだけインターネットが普及してしまった以上、権利者の利益を守るために全面的に甘やかすことはできませんが、せめて口コミ等で素晴らしい作品を広めていく行為の妨げにはならないように、ルールを見直して環境を整備していく必要に迫られているのではないかと考えています。
その上でこちらのニュース。
カラオケ動画のユーチューブ投稿は「ダメ」(東洋経済オンライン/掲載終了)
※こちらの問題は東洋経済オンラインが掲載終了してしまったので、興味がある方はねとらぼさんの深掘りされた記事をご覧ください。
東洋経済オンラインの記事にて、裁判に負けた人のコメント『自己満足のために公開しただけなのに、裁判になったのは驚いた』を読んだ瞬間は、「何を言っているんだあんたは」と呆れそうになりましたが、でももうそういう時代に来ているんですよね。
その動画に広告を貼って小遣い稼ぎをしていたらそりゃちょっと断罪したい気持ちが湧きますが、記事の中にもある通り、そんな他意がない人が『家族や友人とメールする感覚で動画を投稿するなど、誰もが権利侵害を起こしかねない状況にある』のは間違いありません。
実際、ネットを通じた友人に公開する方法としてメールは時代遅れ。
やはりYoutube等の「場」を利用するのが一般的になってきました。
「弾いてみた」系の動画をYoutubeではなくニコニコに上げるべき重要な理由(ありんこ書房/蟻坂 真己さん)
と、サービスによってもバラバラだし、「JASRACやらイーライセンスやらの管理外の曲ってじゃあどれなの!?」とか考えだしたら、なんだか複雑で面倒くさいことになっていますね。
投稿自体は指先1つ、アップロードは数秒から数分で終わる作業なのに。
成人済みの私でも調べていて頭が痛くなってきた……という体たらくですから、子どもたちには何と説明したら良いのでしょう……。
また、メディアがどのくらい知っているかわかりませんが、カラオケ問題はYoutubeだけの問題ではありません。
ツイキャスではBGMとして音源をそのまま流したり、カラオケの配信をしているのをよく見かけます。
でもどれだけのユーザーがこの文を読んでいるかわかりません。
ツイキャス上での楽曲配信について
このように、ツイキャスにもルールがあるのですが……。
ルールを知っているかどうか、Twitterでアンケートをとったらおもしろいかもしれないですね。
だってこんな重要な情報、ヘッダーにもフッターにもわかりやすい形でリンクがないんですよ?
もし浸透していないのだとしたら、ツイキャス側の怠慢と言っても過言ではないのではないでしょうか。
人間は忘れっぽい生き物なので、配信前にルールを見返すようにポップアップをしつこく表示させるべきだと思います。
ただ、少し日付が古いですが、 一応こんな正直な方もいらっしゃるんですね。
なんか意外でしょ。
目が大量の鱗で決壊しています。
ますます混乱してくるようなことを……。
ちょ、ちょ、ちょっと今回はこの辺にしておきます。
文字による歌詞投稿も、Yahoo!知恵袋は運営が包括契約しているので書いてもYahoo!が払ってくれるからいいけど、Twitterは包括契約に応じていないからダメとか、問題がたくさん残っていますが、この記事にぶっこむと迷走しそうなのでやめておきます。
いつかどのサービスならこういうことはOKで、どのサービスはこういうことはOKだけどこういうことはNGってまとめたいですね。
(もうすでにまとめてくださっている方がいそうですが……あったらぜひ後学のために知りたいので教えてください)
話を冒頭に戻したい。
色々脱線しすぎてすみません……。
(ツイキャスはちょっと言いたいこといっぱい出てきたので別途書くかもしれないです)
私はインターネットを愛しています。
歌ってみた動画から、今まで知らなかった素敵な曲に出会えたりするものですし、それで音源を買ったらアーティストにお金が入る――それがインターネットのなかった時代よりものすごく早いスピードで、しかも世界中で広まっていくことは本当に素晴らしい進歩だと思います。
これからももっと世界レベルで魔法みたいなイノベーションが起こっていくはずです。
その活動の妨げになるものをできるだけ取り除いていけるように、1人1人が自分事として、著作権問題について考えてほしいなと思います。
あと、とっても個人的な話なのですが、私は基本オタクなのでネットで知り合った10代のかわいい友達もいっぱいいるんですよ。
運良く私の友達はみんな本当に大人びていて、20代とも30代とも和気藹々話し合える良い子たちです。
(20歳になったら一緒に飲もうと言ったら「本当!? 約束ね!」みたいな……何年かかると思ってるんだよ、その間ずっと友達でいてくれるのかよ……うっ可愛い。。)
ただ、やっぱりまだ経験や知識が不足しているなと思うことが時々あります。
その子たちがある日突然、逮捕されて新聞に載ったりしたら私は自責の念のあまりショック死してしまうかもしれません。
だからオタク活動の中でも時々、著作権問題について情報を発信をしています。
(たとえうるさいBBAと思われようとも……)
そういうわけで、以下に、もっとインターネットをよりよく使えるように「こうなったらいいな」という妄想を書いておきます。
- まず、現行の法律はもっと成長させていかないといけないと思いつつも、ひとまず日本にいる限り遵守はしないといけないので、大人も子どもももう一度きちんと勉強すること。
- 一億総メディア時代の一員であり、自分の行為が他人の利益を奪っていないかどうか=泥棒をしていないかという意識を持つこと。
- 何より、素敵な作品を提供してくれる人たちにリスペクトの気持ちを持って、利益を還元できるようにすること。
(たとえば本を紹介するなら出版社の本の購入ページやAmazonへのリンクを貼って、少しでもぽちっとしてくれる人が増えるように気を使おう!) - 「場」を提供する側も、著作権料の支払いに関する包括契約をするだけでなく、動画や書き込みに関連度の高い広告を優先的に表示させるような仕組みを作ってくれること。
(もっと作品を買ってくれる人を増やそう!)
こんな、裏付けもなく、具体的な話が全然できていない「妄想」で締めることしかできず、書きたいことはいっぱいあるのにうまくまとめられないのが歯がゆくて、悔しくてたまりません(´;皿;`)
構成力、筆力不足を痛感。。
でもとにかく!!
私は、素晴らしい作品を生み出してくれた人、広めてくれた人、その人たちを支えている人たちにもっと美味しいご飯を食べたり美味しいお酒を飲んでもらいたいなあという気持ちを大事にしたいと思っています。
そして、また余談になってしまいますが、最近の若い人たちに多い「無料が当たり前になってしまっている」意識を少しでも変えてもらえたらいいなとも。(詳細はまた別の機会に)
ネットの未来は明るいはずなので、みんなで協力して未来を閉ざさないようにしていければいいなと思います。
普段は「綺麗事ばっか言いやがって、ペッペッ」というキャラだったり、ネットの色んな闇も見てきていますし、社会にも救いの光なんてあるのだろうかと思うことがゴロゴロ転がっていますが、殊ネットに関してはそう切に願っています。
*1:
※以下余談
そもそも「ツイキャスとは」で検索するとこのページが1位に来ないのは問題じゃないですか?
しかも公式ページからも見つけづらすぎ! トップページ→フッターの「サポート」をクリック→このページhttps://ssl.twitcasting.tv/indexsupport.phpの真ん中に位置。
いやいやこれ階層深すぎだし、全然目立ってないからわからないよ! 不親切すぎじゃない?
幅広い年代の人が使うサービスなんだから、しつこいくらいわかりやすくしておかないとダメじゃないの……?
*2:
※以下余談
これも階層深すぎィ!
トップページ→ フッターの「サポート」をクリック→このページhttps://ssl.twitcasting.tv/indexsupport.phpの「配信について」をクリック→「音楽配信について教えてください」→このページhttps://ssl.twitcasting.tv/indexsupport.php?pid=230を挟んで→やっと「ツイキャス上での楽曲配信について」いやいやいやいや、こんなとこまで読まないでしょ!!!